【開発ストーリー】世界で注目される”特厚”帆布の進化 その3

前回はオックスの話をしましたが、せっかくなので同じ平織りの仲間でシャンブレーについても考えたいと思います。実際、シャンブレーと言われてどんなものかピンと来る人は、繊維の関係者くらいかもしれません。

シャンブレーというのはアメリカのワークウェアなどでもよく使われていた生地で、生地に使われる糸の種類は、一般的に経糸が色糸、緯糸が白糸(生成り)という構成になっています。

なぜ2色の糸で織られたは諸説ありますが、汚れが目立ちにくいという理由が大きかったようです。デニムでも汚れが目立たないように白糸をグレーに置き換えたものなどもあり、ワークウェアでありながら、そしてアメリカでありながら結構、皆さん汚れを気にしていたと思うと面白いです。アメリカ=タフな人々という幻想(笑)

今私たちは先染め帆布を作ろうとしているので、織り糸を変えていくとこんな恩恵もあるのかもしれないなと思いブログに書いてみました。

 

※最後に下の写真はわかりにくいかもしれませんが1930年代のヨコ糸がグレーのデニムを裏側から撮ったものです。みなさん汚れているのを隠したかったんですね。

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